天邪鬼と糖分 ‪@Asahi_Hotaru ‬

糖分を欲している天邪鬼によるブログ

新卒で入社した会社を9ヶ月で退職した話

 

 

 

猛烈が欲しい男。

 

 

 

あっ、違う違う違う違う、、、

 

ここ最近、ロト7のことしか書いてないため、この挨拶しかしっくりこない。

 

 

http://asahihotaru.hatenablog.com/entry/2018/12/14/140222

 

 

いや、でも、結局が欲しいのは嘘じゃ無いから、違くはないのか?

 

 

 

 

ということで、アサヒです。

 

 

 

 

タイトルにもあるように新卒で入社した会社を9ヶ月で退職した

 

 

 

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絶賛有給消化中である。

新卒意気揚々と入社した訳だが、何の未練もなくスッパリと退職した。

円満退職である。

 

 

 

 

社員数50名弱中小企業であり、4月に入社した時点ではある程度の意思覚悟を決めて入社したものの、蓋を開けてみれば1年ももたなかった

 

 

神龍、何とかしてくれ - 天邪鬼と糖分 ‪@Asahi_Hotaru ‬

 

 

この時から働きたくないと言い続け、最終的には辞めてるって言うんだから笑ってしまう(笑えない

まさか、ゼミで取り扱った本のテーマに御多分に洩れず私が対象になるなんて夢にも思わなかった。

 

 

 

 

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

 

 

 

 

 

 

私が勤めていた会社はEのP?それとも、CのPと言うべきなのだろうか?

 

 

 

 

要は、そういう業界に居たわけだ。

 

 

 

 

 

退職の理由なんて、挙げればきりが無いが、強いて言うならば、

 

 

 

  • 時間外労働の強要
  • 顧問が死ぬほど胡散臭い
  • 上司との反りが合わない
  • そもそも営業が合わない
  • 顧問の会社への介入が目に余る
  • 会うと寿命が縮む営業先がある
  • 良く良く考えたらこの業界に関心が低い
  • 顧問の一部社員への贔屓に引く
  • 休日なのに心身共に全く休まらない
  • 顧問のやり方が受け付けない
  • 顧問

 

 

 

強いて言うならばと前置きをしたものの、挙げればキリが無かった。なんなら、まだ挙げられる。

ただ、一つだけ断言できることがあるとするならば、おそらく、私は“顧問”という存在が原因で辞めたと言える程、こいつの存在に疲弊していた。

 

 

 

口では労働環境とか対人関係というより、自身の能力が付いていけなくて。”と言ってはいるが、結局のところ、労働環境と対人関係以外、退職した理由が見当たらないのが本音である。

 

 

退職の意向を伝える3週間前、私は今の業務量について行けず、“このままでは、私がこの部に居ること、果ては、この会社に居ることで迷惑をかけてしまう。”という旨を部長に伝えた。

すると、部長から、

 

 

 

「とりあえず、年内まで頑張ってみよっか。」

 

 

 

と、言われた。

 

 

 

その時、私は抱えていた悩みなんかも全部部長に明かしたこともあり、多少気持ちも楽になった影響で勝手に納得し続けることにした。

 

 

 

しかし、それ以降、特段変わる事は無く、むしろ普段に増して仕事の量は増え環境は悪化した。

 

 

私は営業部に配属されていたのだが、会社の規模拡大に伴い、常に新しい営業先を探すこと、新規開拓を意識することは営業部として余儀なくされていた。

中でも、一つの業界に絞っては、その業界のリストを作成し、営業の打電を繰り返すという業務は私にとって苦痛でしか無く、地獄であった。

これが営業の本質であると言われればぐうの音も出ないが、正直こんなものは営業でも何でもない

今時、まともに電話で取り合ってくれる会社なんて数少なく、なおかつ、営業の時間を作ってくれる程、営業先も暇では無い。

私にとって、非効率的精神的苦痛が伴うこの業務はもはや紀元前の石運びと同等であった。

 

 

 

「こんなの、バイトでも雇ってやらせろよ。」

 

 

 

これに限らず、“これ、わざわざ社員がやることか?”という業務をこなしていた私は既に限界だったのかもしれない。

今思えば、10月に新入社員を始め、ある程度のキャリアのある社員が辞めた出したのは、こういう会社の体制に愛想を尽かしていたのだろう。

 

 

入社して6ヶ月経った新入社員の本音 - 天邪鬼と糖分 ‪@Asahi_Hotaru ‬

 

 

まだ、この時は、期待をしないフラットでいるという感覚を維持することが出来ていたが、そんな器用さは失われつつあった。

徐々に土日に持ち帰った仕事も手につかなくなり、自分を圧迫する羽目に。

トータルで見ても、いつガタがきてもおかしくはない状況にあったのである。

 

 

 

 

 

 

また、私の退職理由の半分を占める“顧問”の存在だが、こいつも私にとっては害悪でしか無かった。

正直な話、労働環境対人関係“私に”合わなかっただけの話であり、最悪、無理矢理にでも合わせればいいのだ。

言うなれば、環境と個人なんて、パズルのようなもので、合わなければ上手い具合に周りの凹凸を削ってでも、合わせればいいのだ。

少なくとも、私が9ヶ月間勤務できたのは、そうして自分を押し殺し、合わせることが出来ていたからである。

 

しかし、こと、この顧問については、そんな丁寧に削るなんかでは済む問題では無かった。

 

 

一例を挙げると、この顧問はバックオフィスの本部長も務めていた。

言わば、会社の採用や経営にも携わっている。冒頭にもあるように私が勤めていた会社は中小企業であり、慢性的な人手不足が課題であった。いかにして、今いる社員を辞めさせないか、いかにして、優秀な人材を集めるかということが重要であった。

会社全体でも各部署に人を投入することが求められ、その時、人手が足りなかった某部署にも人を入れることになったのだが、入れる背景となったのは、この顧問がとある社員(ここではAとしよう)をゴリゴリに贔屓をしていたということ。

 

 

Aは、

 

 

「基本、私は定時に上がりたい。」

「極力、面倒な業務はしたくない。」

 

 

という、スタンスであった。

あるエピソードがある。

Aはバックオフィスで働いていた。

本来、バックオフィスで働く以上、会社で取り扱う機器全般の使い方を熟知しているであろうにも関わらず、とある機器が故障した際、全く対応をすることが出来なかったのである。

単純にその機器の使い方が分からないというオチならギリ良かった(本当は全く良くない)。結果、業者の方を呼ぶこととなったのだが、その方が定時を過ぎてから来ると分かると否や、そのAは驚くべきことに「私、定時過ぎてから対応できないので、後はお願いします。」と、言葉を残して、その対応を別の社員に頼んだと言う。

 

 

そう。このAを顧問は偉く評価し、引くほど贔屓をした上、Aの負担を減らすために雇ったのである。

結果的に、Aがいる部署には派遣社員が投入された。

 

投入して以来、Aは派遣社員に仕事をブン回し、派遣社員がフル稼働している状況である。

 

 

 

こんな体制の会社をこんな顧問が仕切っている。

 

 

 

私は悟った。

 

 

 

「あ、多分、もうダメだ。辞めよう。」

 

 

 

 

おそらく、ダメじゃなくなるかもしれないが、このままいっても、いずれダメになる。

もともと離職率の高さに定評のある(?)この会社を何かするため、この顧問を中心に労働環境や雇用条件など、少しずつ見直しをするようになっていった。実際、私が入社した時の労働環境は、劣悪であった当時と比べ、研修体制や休暇の部分が整備され、そういった意味では大変働きやすくなっている。

しかし、結局のところ、その部分を解消したところで、私には合わなかったのである、

 

 

 

私が退職の意向を伝える時、総務部長と顧問の3名で面談をしたのだが、

 

 

 

「経営的にも安定しているから考え直せ。」

「新卒のキャリアに傷付けることになる。」

「最低でも1年勤めないと次が決まらない。」

「男である以上、人を養う時に苦労する。」

 

 

 

と、散々な言われ様であった。

人生の先輩であり、社会人としての経験値が上である以上、おそらくこの言葉は間違いではないだろう。

 

 

 

しかし、もはや、そんな言葉、私には全く響かなかった。

 

 

 

こんな私に内定を出してくれて、働かせてくれたことへの感謝は嘘ではないし、まだ未熟であった私を少なからず社会人として、人として成長させてくれた、社長を始めとした社員の方々、営業先の方々への敬意と感謝は忘れることは無いだろう。

 

 

私が会社を辞めることとなった時、社長は私を含め入社1年目の社員と昼食へ連れて行った。

退職が決まり、何を言われるかと怯えていたが、躊躇うことなく「あれ?そう言えば、辞めんだって笑?部長が嫌だったんだよな笑?」と笑いながら私の退職に触れた。

どこか、私の心はスッと軽くなった。

 

こんな私を懇意にしてくれた社長や一部の社員の人柄や想いに惹かれ入社を決めたことは決して間違いではないと信じたいし、会社と社員の更なるご健勝とご活躍を心から祈っている。

 

 

 

 

 

てな訳で、退職した。

 

 

結局、退職して気づいたことは、【世渡り上手は生き上手】ということ。

この部分を会社の人間関係営業先との対人関係で大きく感じている。

人に気に入ってもらえるという能力は計り知れない力を持っている。

物事が円滑に進む裏側には、こういうのような要素が大きく機能している事を私は目の当たりにしたのである。

その点において、私はこの会社では上手く世を渡れなかったのだ。

 

 

まだ、次の働き先も行く当ても何もかも決めていないが、とりあえずロト74億円当たる事を夢見て生きていこう。

 

 

 

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