天邪鬼と糖分 ‪@Asahi_Hotaru ‬

糖分を欲している天邪鬼によるブログ

LONGMANっていう最強で最高なバンドについて語らせてくれ

 

 

無性にほっともっとのお弁当が食べたくなり、電話注文をした際、名前を聞かれたので比較的聞き取りにくい名字を名乗るのが面倒だと思い、適当に“佐藤です”って名乗ったら、“加藤さんですね?”と言われ、問題なのは自分の滑舌の悪さに気づいた今日この頃。

これからは、ネット注文をしようと思います。

 

 

 

 

アサヒです。

 

 

 

 

 

お弁当の話から180度変わるが、タイトルにもあるようにLONGMANという“最強”で“最高”なバンドについて語りたい。

ここで言うところの“最強”とは、吉田沙保里のような物理的な意味ではない。

そして、ここで言うところの“最高”とは、矢沢永吉プレミアムモルツを飲んだ時の感想のようなものではない。

言うなれば、“最強”で“最高”とは、その一刻なら誰よりも輝いているように思え、その一刻が永遠に続いて欲しいと誰しもが願うような、つまるところ文化祭の高校生のようなものである。

 

 

 

LONGMANについて、ほんの少し説明しよう。

LONGMANは、愛媛県出身の男女ツインボーカルロディックパンクバンド。【右から 平井さん(Gt/Vo)、さわさん(Vo/Ba)、ほりほりさん(Dr/Cho)】

 

 

 

 

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キャッチーで疾走感溢れるメロディと親しみやすい歌詞が織りなす楽曲。

個人的にはどことない青春っぽさと言うか、淡さがあるというか、カルピスウォーターとの相性が良いというか、屋上の青空一面が似合うというか。

そんな、バンドだ。

 

 

 

私がLONGMANに出会ったのは大学3年生の時のこと。

何気無くYouTubeを漁り続けていたところに彼らのPVが飛び込んできたのである。

 

 

 

 

【MV①】LONGMAN "IN THIS WAY" - YouTube

 

 

 

当時、暇さえあれば「伊集院光 深夜の馬鹿力」の過去の放送を聴いていたほどラジオ脳であった私だったが、それと同じぐらいまだ見たことのないバンドの発掘をするのが趣味であった。

その時、出会ったのがLONGMANだった。

 

 

その後、アルバム「SO YOUNG」のリリースが決定し、それに伴う『LONGMAN  tour  2017  “SO YOUNG”』の開催も決定した。

 

 

 

LONGMAN 2nd ALBUM "SO YOUNG"トレーラー映像 - YouTube

 

 

 

私はこのツアーのTSUTAYAO-Crest公演を見に行っていた。そして、このライブは私にとって初めてのLONGMANのライブであった。

圧倒的なまでの熱量の高いパフォーマンスと疾走感ある楽曲に私は胸を打たれ、生の音楽に込められた魂に強く痺れた。この感覚は今でも思い出す。

 

 

しかし、終演後、お客さんから出た言葉は「なんか、さわちゃんの声、しんどそうだったね。」という声だった。

 

 

 

 

そして、2017年7月27日。

それは、突然の発表だった。

 

 

 

 


LONGMAN、活動休止。

 

 

 

 

 

さわさんの喉が危機に晒され、LONGMANは活動の休止を余儀なくされたのである。

 

既に症状は出始めながらも、何とか歌い続け、弾き続けてきた。治療とリハビリを繰り返しながらも、何とか最後までツアーを敢行したのだ。だが、さわさんの声は既に限界を迎えていたのである。無情にも出演を予定していたライブは中止せざるを得なくなり、LONGMANは活動を休止した。

 


もしかしたら、もう、さわさんの声を聞くことが出来ないかもしれない。LONGMANの活動が終わってしまうかもしれない。そんな絶望が私の脳裏をよぎる程だった。

 

 

 

 

【最新MV】LONGMAN"WALKING" - YouTube

 

 

 


しかし、彼らは戻ってきた。

絶望から復活を果たしたのである。

それも、更に強くなって。

 

さわさんはリハビリに励み、平井さんは曲を作り続け、ほりほりさんはドラムのスキルアップと、それぞれが力を蓄え、新譜を作り上げたのだ。

それが、最新アルバム「WALKING」である。

 

活動休止期間中の葛藤と不安。それを乗り越えた先には、音楽ができることへの感謝と活動を続けることができるという希望がこの1枚には溢れ出ている。このアルバムには歌詞カードと共に、今回のアルバムに込めた平井さんのメッセージが封入されている。そのメッセージの一文にあった、「僕らはやっぱりさわちゃんの歌声が好きです。」という言葉が全てを物語っているだろう。

 


活動が止まったことでできた過去の足跡と再び動き出したことで生まれる未来への歩み。その間には、必ず今がある。“過去”と“未来”を繋ぐ上で“現在”という時へ、また一歩、歩を進める。まさに「WALKING」という言葉が体現しているのは、LONGMANの奇跡であり、軌跡なのだ。

 

 

 

勿論、私はこの「WALKING」発売にリリースに伴うツアーである『LONGMAN TOUR2019“WALKING IS DEAD”』にも参加したわけだが、それはそれは大変素晴らしいものであった。

 

 

 

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「待ってました!」と言わんばかりの観客の姿に呼応するかのような演奏。

客席の熱量を上回るパワフルなパフォーマンスは圧巻であった。

最新作である「WALKING」と今回のツアーから垣間見える溢れ出した想いや情熱は活動休止を経たからこそ分かったこと、見えたことの証明かもしれない。

 

 

 

めでたいことに、LONGMANソニーミュージックからメジャーデビューが決定した。

 

 

 

 

LONGMAN、ソニー・ミュージックよりメジャー・デビュー決定!6/12にインディーズ・ベスト・アルバムをリリース、地元愛媛にて全国ツアー追加公演も開催! | 激ロック ニュース

 

 

 

 

インディーズベストアルバムのリリースも決定し、全国ツアーの追加公演も決まっている。

パンクバンドとして、次世代のアイコンとしてまた一つ歩みを進めた。

更に加速し続けるLONGMAN

今後の活躍に注目したい。