脱サラ無職からフリーターに進化した
CookDoのパッケージを見ると無性に麻雀が打ちたくなります。
アサヒです。
てな訳で、脱サラ無職からフリーターに進化した。
(これを進化と言うべきか、それとも退化と言うべきなのかは各人に任せたい)
自宅から徒歩圏内の場所で働いて2週間が経つが、これ以上無い幸せである。
私なりに退職して【良かったこと】と【悪かったこと】を下記にまとめた。
【良かったこと】
- 地獄のような朝を迎えない
- 地獄のような満員電車に苦しまない
- 地獄のような労働環境に苛まれない
- 地獄のような対人関係に巻き込まれない
【悪かったこと】
- 安月給of安月給
好きな時間まで寝て、好きな時間に起きる。
日本人特有の勤勉さを物語る満員電車ともおさらばした。
理不尽な残業も無く、理不尽に回ってくる仕事も無い。
毎週日曜日の風呂場で吐き気を催す程の精神的苦痛も帰宅即バタンキューを余儀なくされる程の肉体的苦痛も無くなった。
振り返ってみたら、私は純粋に早起きと満員電車に対してアレルギーレベルで拒絶反応を起こしているだけだったのかもしれない。
とにかく、今のところは辞めて良かったことだらけである。
悪かったことと言えば、正社員時代と比べ圧倒的に給料が少なくなったこと。しかし、これに関して言えば、同時にお金に執着されずに済むようにもなった。
無駄遣いも減り、衝動買いも無くなった。
つまり、使えるお金が無くなったことで、お金に縛られなくなっていったのである。
しかし、競馬だけは辞められず、未だに夢を見ようとしている。夢の見方はロト7から競馬に変わった。
実家住まいの私にとって衣食住の問題は無く、正社員時代には月5万円を家に納めていたが、フリーターになってから月1万円で住むことを両親も快諾してくた。
実質、家賃1万円の6畳一間バストイレ3食付きの物件である。
私が会社を辞めたことを知り、「俺も会社辞めたい」という連絡が稀に来るのだが、私は躊躇うことなくこう伝えている。
「なら、辞めたら?」
そうすると、80パーセントの確率でこのような切り返しが来る。
「でも、辞められないんだよ。」
すると、私は
「なら、辞めなきゃいいじゃん。」
結局のところ、辞めたきゃ辞めればいいし、辞められないなら辞めなきゃいい。
ただ、それだけなのである。
どうやら辞められないにも理由があるみたいだ。
辞めたいのに中々言い出せない、一人暮らしをしているため突然辞めるのは厳しい…などなど、辞められない理由も人それぞれ。
だったら、辞めなきゃいいのである。
“あなたらしい働き方”だの、“好きなことを仕事に”だの、どうでも良くて、大事なのは「今がどうなのか?」ということ。
「今がどうなのか?」という問いに対して、答えも人それぞれだ。
「今すぐ辞めたい。とっとと、辞めたい。」
「大変だけど、辞める程でもない。」
「辞めるなんて勿体ない。ありえない。」
「辞めたいが、絶賛考え中。」
辞める辞めないの選択も人それぞれだ。
ただ、少なくとも過労で身体を壊すようなことはあってはならないし、ましてや自ら命を絶つようなことはあってはならない。
どっかの新聞記事にあった小学生のコラムで「動物は自分の身に危機が及んだら必死で逃げているのに、なんで人間は逃げることすら許されないのか」的なニュアンスを見かけたことがあるのだが、本当にその通りだと思っている。
とりあえず、辛かったら一旦避難してみよう。
思い切って会社を辞めるのか、誰かに相談してみるのか、とりあえず一旦立ち止まってみるのか。
避難の仕方こそ違えど、少し間を置いてみよう。
そうしたら、多少なりとも楽になる。
少なくとも私は辞めて正解だったと今でも思っているし、奇跡的に今のところ何不自由無く生活することができている。
ぶっちゃけ、生きてれば、何とかなる。
p.s.新卒採用組と同じタイミングで入社して2ヶ月経たないうちに退職した中途の人、前職の社員クチコミでボロカスに書いてて笑いが止まらない。